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関西人が東京に行っても“圧倒的な差”を感じにくいのはなぜ?

東京の繁華街

 

今回はまた賛否両論ありそうな話。

 

関西人が東京に行って思うことの1つにこんなものがあります。

「東京は確かに大阪より発展してるし、人の数も明らかに違う。でも実際新宿や東京駅に降り立って見える景色って、大阪の景色とそんなに大差ないよね?」 

 

もちろん全員ではありません。関西人でも意見が分かれるでしょう。でもこういう感想って結構聞くんです。

なぜそう思うに至るのか?僕の思うところを書いていこうと思います。

 

 

 

理由その1 東京は高層ビル街が分散している

 

人って高層ビルがたくさんあればあるほど、その街を大きな街だと認識しますよね。

他にも色々な“街の規模を感じるもの”はあると思うんですが、やはり高層ビルはその中でも圧倒的だと思うんです。

シカゴの高層ビル群

シカゴの高層ビル群

マーライオンとシンガポールの高層ビル群

マーライオンの後ろにそびえ立つシンガポールの高層ビル群


しかも高層ビルは一箇所にまとまってどーん!と建ってる方が、見た目の大都会感が増します。

 

例えば画像のシカゴやシンガポールは東京よりGDPが劣るはずなんですが、高層ビルが同じエリアに集中して並んでいて、東京よりもはるかに迫力があります。

その点東京は、高層ビル街が新宿、汐留、天王洲アイル等に分散してしまってて、見た目の迫力に欠けると思うんですよ。

 

もちろん日本は地震が多いので、シカゴやシンガポールと高層ビルの数だけを比較しても意味はありません。

でももし新宿、汐留、天王洲アイル、そして東京駅近辺のビル群が同じエリアに集中して建っていたら、もっと世界都市らしい見た目になっていたんじゃないでしょうか。

 

東京は世界都市と言われるのに、見た目の世界都市感が弱いと思いませんか?スカイツリーも中心から若干離れたところに建ってるし・・。

現状の東京は“実力に見合わない見た目”になっている。そう思います。

大阪の都心は集約されている

大阪・梅田の高層ビル群

大阪・梅田の高層ビル群

その点、大阪はどうでしょうか。

 

大阪は分散型の東京とは違って、都心が梅田と難波という二大ターミナルの間のエリア(中央区とその周辺)にほぼ集約されています。

その中でも梅田から中之島に続くエリアには高層ビルが集中して建っていて、確実に“差”は存在するものの、そのエリアだけを見れば東京と大差ない景色に見えます。

 

“実力に見合わない見た目”の東京に対して、大阪は“実力に見合う見た目”の街になってる。だから規模の違いを感じにくい。そう思うんですがどうでしょうか?

大阪・中之島の様子

大阪・中之島の高層ビル群

理由その2、ビルの中身は外から見ても分からない

 

東京と大阪の大きな格差のひとつに「質の違い」というのがあると思うんですね。

高層ビルがたくさん建っていても、その中に入ってる会社が本社なのか支社なのか。どこにでもあるような会社なのか、それともそこにしかない特別な会社なのか、で全然違うと思うんですよ。

 

東京と大阪の最大の違いはそういった「質」に関するところだと思うんですけど、残念ながらビルの中身は外から見ても分かりません。

そりゃあビルの一階に行けば、そこに入ってる会社の名前の一覧を見ることぐらいはできますが、普通そんな事しないですよね。

 

もし東京に建ってるひとつひとつのビルのレベルが一目で分かるようになっていたら、「東京も結局は大阪と似たような景色」みたいな感想は生まれないと思います。

 

 

理由その3、東京に住んでいても特定のエリアにしか行かない

新宿の高層ビル

新宿の高層ビル群


東京の都心にはたくさんの繁華街や街があります。

今パッと思いつくだけでも新宿、銀座、六本木、赤坂、丸の内、渋谷、池袋、原宿、少し郊外にも下北沢、自由が丘、中目黒・・もう書ききれないぐらいあります。

 

これだけの繁華街がある東京ってやっぱり世界最大の街だなぁと思うんですが、実際のところ今挙げた全ての場所に日常的に行く人ってそんなにいないと思うんです。

行っても2つか3つじゃないですか?例えば最寄りの繁華街は新宿で、会社は赤坂にあるから新宿と赤坂はよく行くけど、あとはたまに原宿に服買いに行くぐらいかな〜とか。

 

大阪でもそうですよね。日常的に梅田も難波も天王寺もしょっちゅう行く!っていう人は珍しいと思います。東京も大阪も、最寄りの繁華街に行けば大抵の事は事足りますから。

特に最近だとネットで何でも買えちゃうから、勤務先があるとこと住んでるとこ以外はほとんど行かないっていう人も増えてるんじゃないですかね。

 

だから結局東京に住んでても大阪に住んでても、特定のエリアにしか行かないので、「圧倒的な差」どころか、ほぼ同じレベルの生活になってたりしませんか?

それだと差は感じないですよね。

 

 

まとめ

 

今回の話を短くまとめると

  • 東京には「東京ならではの圧倒的な高層ビル群」がない
  • 東京は主要な繁華街やビジネス街が分散してるけど、大阪は比較的まとまってる。だから“都会感”の差が少なく感じる
  • その街で行われてる業務の“レベル”や“稀少性”は街並みを見るだけじゃ分からない。
  • 繁華街がたくさんあっても、その全てに頻繁に行く人はいない

 

そんなとこでしょうか。

最後に誤解がないように言っておくと、今回の話は「関西人は東京の凄さを理解できない」という話ではなく、「圧倒的な差があるはずなのに、そこまでの差を街並みから感じない」という話です。

あと繰り返しになりますが、関西人が全員そう思うわけではありません。

 

以上、僕が思う、関西人が東京に行っても都会度の違いを感じにくい理由でした。

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