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「海外旅行してる時のオレってカッコイイ〜」とか思ってる人へ

こんにちは。煽り気味なタイトルで失礼します。

 

今回は海外旅行が好きな人が一度は思う

「俺ってスゲェよなぁ。海外に普通に行って現地人と英語でペラペラ喋っちゃうんだもんなぁ〜。そこら辺の日本人とは違うよなぁ〜

みたいな感情(?)について、少し言いたいことがあるので書きます。

 

海外旅行好きをディスるつもりはありません。僕自身も「オレってスゲェ〜」とか思ってたうちの一人ですから。

 

 

 

 

海外旅行の話はコミュ力が低いと武勇伝になってしまう

 

海外旅行から帰ってきて、友達とか会社の同僚とかに「旅行どうだった?面白かった?」って聞かれることがありますよね。

そういうときコミュ力の高い人なら、楽しい感じで海外旅行の魅力を語れると思うんです。相手に「話聞いてたら海外旅行行きたくなってきたよ〜」って言わせてしまうぐらい。

 

でもコミュ力が高くない人は気をつけて話さないと、海外旅行の話ってどうでもいい武勇伝になってしまう事があるんですよ。

 

仲良しグループでハワイ行ってきた!って感じの旅行だったら問題ないんです。

「〇〇ちゃんがビーチで転んじゃって〜みんな大爆笑だったんです〜。」そんな話なら別に当たりさわりないですよね。

 

でも例えば、以前の記事で書いたような

「一人で中国に行き、中朝国境の川で船に乗って北朝鮮を眺めた後、極東ロシアにも行ってきた」

みたいな旅行とか

「アメリカ大陸をレンタカーで横断して道中いろいろあった」

とかそういう“冒険の要素が入ってる旅行”の話をする時は、ヘタすると周りの人にドン引きされる可能性があるんですよ。

アメリカでレンタカー借りて横断する

こういう旅行の話は要注意

 

海外旅行を熱く語るとありがちな事

 

そういう旅行って自分の中でも達成感みたいなのがあって、つい熱く語ってしまったりしませんか?

で、語ってるうちにいつの間にか「普段は見せない俺の意外な一面」を披露するだけのウザい話になってたりします。

普段日本にいる時は平凡だけど、海外に行ったら意外とワイルドなんだぜ俺は!的な笑

 

海外旅行の魅力を話してたはずなのに、いつの間にか「オレの魅力」を語る展開になってて周りの人がみんなドン引き・・。

そんな経験、海外旅行好きの人は一度はありますよね?(えっ、僕だけ??)

 

 

なぜ武勇伝になってしまう?

 

なぜそんな喋り方になってしまうんでしょうか?僕が思うにそれは、海外旅行特有の“半端ない刺激”が関係してると思うんですね。

 

海外旅行って、普段日本にいる時とは比べ物にならないぐらい刺激が強いんです。特に最初はその辺の道を歩いてるだけでも、日本と比べて5倍や10倍の量の情報が頭に入ってきます。

目からの情報だけじゃないですよ。街のニオイも全然違ったりするし、聴こえてくる言葉も全く違う。“日本と違うモノ”を脳が一気に認識するんです。

海外の道を歩いてる様子

海外は歩いてるだけでも刺激が半端ない

好きなのは海外旅行?それともオレ?

 

そんな半端ない刺激の中で繁華街や観光地を何日もウロウロするんです。そりゃあ得る刺激の総量は半端ないですよね。

人ってそれだけの大量の刺激を受けると、何だかすごい事を成し遂げたような気持ちになるんですよ。

 

最初は単純に海外に興味があって海外旅行に言ってたのに、だんだん「海外旅行してる時のオレ」がかっこよく思えてきて、いつしか海外への興味より“そんなオレ”への興味が上回ってしまう。

これ身に覚えのある人結構いると思うなぁ〜。海外でそんな日本人に何度も会いましたからw

 

でも実際は海外旅行って何もすごい事なんかしてないと思うんです。日本から現地に到るまでの道のりも、飛行機に乗ってただ座ってるだけですよね。

 

現地でもただご飯を食べたり、乗り物に乗ったり、観光地をぶらぶらしてるだけです。

最近は情報もネットで簡単に手に入るので、現地であたふたする事もめっきり減りました。スマホがあれば現在地を確認する事だって簡単にできます。

 

今や海外旅行って多少の勇気があれば誰でもできる事なんですよ。貴重な経験ではあるけど、武勇伝みたいに語る事ではない。そう思いませんか。

旅行で得られる情報には限界がある

 

しかもその滞在で得られる情報って、基本的には“その国の大体の雰囲気”だけだったりします。

文化や習慣などを深く知るには現地に住んだり、働いたり等、何らかの活動をして現地の人と深く関わる必要があるんです。

 

例えばフランス人が東京に3日間滞在したとして、その滞在で日本の文化をどれぐらい理解できると思いますか?ほとんど出来ないでしょう。

短い滞在で得られるものってその程度なんです。でも刺激が強いので、その国のことをだいたい把握したような気持ちになっちゃうんですよ。人間というのは。

東京の繁華街の様子

その国の文化をちゃんと理解するには数日じゃ足りない。

結局何が言いたいかと言うと・・

 

結局何が言いたいのかまとまりのない文章になりましたが、今回言いたかった事を短くまとめると

 

  • 海外旅行は貴重な体験だし、若いうちに絶対したほうがいい
  • でもそこで得られることには限界があるし、海外に行く事自体はそんなにすごい事じゃない
  • そこを勘違いすると海外旅行の話をするときに、いつの間にか“オレの魅力”を語りだすような人になっちゃうよ

 

・・そんな話でした。冒頭でも書きましたが、この記事は海外旅行好きをディスるために書いたんじゃありません。楽しみ方は人それぞれですから。

でも「海外」が好きなのか「海外に行くオレ」が好きなのかはハッキリさせた方がいいと思うんです。旅行の目的がより明確になりますから。

 

僕も20代前半の頃は、海外旅行してる時の自分に酔っちゃう感じの人だったんですが、上記の事に気づいてから意味不明な旅行をしなくなりました。

興味のあるなしに関わらず日本人があまり行かないマイナーな観光地に行こうとしたり、旅行の“レベル”を極端に意識したり・・。今思うと黒歴史です。

 

旅行は自分の興味のある所に行ってください。以上、どすこいでした。

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