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「英語は世界語」はウソ?非英語圏で生活すると分かる英語の限界とは

今回は“非英語圏での英語”に関して書きたいと思います。

これまで当サイトでは「英語を勉強する意味」の話を中心にいろいろと書いてきました。

www.nihongodedozo.com

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「ほとんどの人は世界中の情報にアクセスなんてしない」とか「ネイティブで恩恵を受けてるのはほんの一部」とか、まるで一般人は英語なんて勉強しても意味ないよと言わんばかりの文章。

 

このままだと当サイトは「英語の勉強やめましょうブログ」だと思われてしまう!!・・という事で今回はちゃんとメリットも紹介します。

 

一般人にとっての英語のメリットとは

 

確かにごく普通の一般人にとって、英語が話せるメリットというのは意外と少ないです。(だから話せる人が少ない)

でもだからと言って、一般人が英語を話せてもメリットは全くないという訳ではありません。

 

英語は海外旅行ではめちゃくちゃ使えます。

 

世界のいろんな国に行ってみたい!という人は絶対やるべきです。

非英語圏でも、英語さえ出来れば問題なく旅行ができる国はたくさんありますから。

 

みなさんと同じごく普通の一般人の僕でも、それに関しては物凄いメリットを感じました。

現地語と英語が書かれた案内

英語が分かれば現地語が読めなくてもどうにかなる場面は結構多い

 

非英語圏で英語のみで生活する事はできるのか?

 

そんな海外旅行で大活躍の英語ですが、旅行じゃなくて住むとなったらどうでしょうか?

 

もちろん英語圏なら英語だけで基本的には問題ありません。

でも世界は英語圏よりも、非英語圏のほうが広いです。

 

アメリカ版Yahoo!知恵袋こと「Quora」にこんな質問が出ていました。

 

What's it like to live in the Netherlands without speaking Dutch? - Quora


「オランダでオランダ語を使わずに生活するってどんな感じ?」という質問。

 

オランダは非英語圏なのに英語がめっちゃ通じる

 

オランダは非英語圏の中でも、北欧と並んで世界で一番英語が通じる国のひとつです。

何しろオランダ語は英語と同じゲルマン系の言語で、世界で一番英語に近い言語のひとつと言われてますからね。(北欧やドイツの言葉も英語に近い)

 

以前の記事で、ヨーロッパの言語は英語と語順が近い言語が多いので、彼らは英語を習得するのが比較的容易。と書きましたが、オランダ人の場合そんなレベルじゃないです。

 

語順だけじゃなく一つ一つの単語の発音までかなり似てるんです。

だからオランダ人は英語を話せる人が非常に多いです。

 

それだけ英語が通じるオランダなら、オランダ語なしでも楽勝で生活できるだろうと思いますよね?でも現実はそう甘くないようです。

オランダに住んだ経験のある外国人たちの回答をまとめました。

 

日常のいろいろな物が読めない

 

アムステルダムの中心部や観光地など、外国人がたくさん来るところは英語表記も多いし、レストラン等に行っても英語のメニューがあったりします。

でも、そこから少し離れてローカルが住む地域となると、英語表記があまりなかったりするんですね。そこで思いがけない不便があるようです。

現地語で書かれたメニュー

非英語圏では郊外に行くと飲食店のメニューを理解するのも一苦労。(写真はタイ)

 

例えば・・

  • ドアの「押す」と「引く」がオランダ語で書かれてて読めない

 

これ地味に困ると思うんですよね。後ろに誰かいる時とか変な目で見られたりしそうじゃないですか?

「何やってんの?押すって書いてあるでしょ?読めないの?」とか週3ぐらいで言われたらさすがにストレス溜まると思います。

・・いや、覚えろよって話ですがw

 

  • 水道料金のお知らせや車の免許書が読めない

 

EUのように国境が実質ないような場所だと、公的なものには英語表記もありそうなもんなんですけどね。

上の質問についた回答によると、オランダ語表記しかないそうです。

 

  • 掃除機の説明書が全部オランダ語で書かれてて、解読に1時間かかった

 

オランダ語が読めないっていう理由だけで、部屋の掃除が始められないハプニング・・。

でも家電の説明書って3ヶ国語ぐらいで書かれてるイメージありますけどね。オランダのメーカーだったんでしょうか。

 

現地の人たちの輪の中に入っていけない

 

英語を話せる人が多いオランダ人ですが、「話せる」からと言って「常に話してくれる」訳ではないようです。

外国人だと分かると英語を話してくれますが、オランダ人同士だと当然彼らはオランダ語で会話をします。

 

例えば近所のスーパーに買い物に行ったとしますよね。


スーパーの野菜売り場で近所の人達が何やら談笑してます。

何の話かなぁと思って耳を傾けてみると・・全く理解できません。

 

でももしその人達が知ってる人で、英語で「何の話してるの?」と話しかければ、そこからはちゃんと英語で雑談の続きをやってくれます。

でも英語になったのも束の間。話が盛り上がってくるとすぐオランダ語に戻ってしまいます。

 

これオランダあるあるのようで、複数の人がコメントしていました。

 

やっぱりジョークとかお笑いの要素が入る話は、英語よりも母国語であるオランダ語でしたほうが楽しいんですね。

僕フィリピンのラジオを時々聴くんですが、彼らも笑い話になると急に英語からタガログ語になります。こういうのは世界共通なのかもしれません。

 

笑いが絡む話ってちょっとした言葉の響きとか、英語に訳せないネタってあるじゃないですか。現地語が分からないと、そういうのが全く理解できない。

そりゃあ現地人の輪の中に入っていけないですよね・・。

 

英語を話すはずの職場でも・・

 

あと近所の人たちだけじゃなく、職場でもいろいろ問題が起こるようです。

 

オランダでもグローバルな会社だと、仕事中は基本みんな英語。という所も多いようです。

でみ仕事が終わったあとに同僚のTwitterやFacebookを見てみると・・全く理解できません。

 

全部オランダ語で書いてあるんですね〜。理解できないのでコメントもできないし、意味を理解しないままいいね!するぐらいしかできません。悲しい・・

 

みんながみんな英語を話せる訳ではない

 

いくら英語の習得が簡単だと言っても、中には全く話せない人もいます。

特にお年寄りは話せない人も比較的多いんだとか。

 

なので隣の家のお年寄りと会話するために、向かいに住んでる若い人に通訳を頼まないといけなかったりとか

お肉屋さんの店員とは会話ができるのに、その隣の八百屋のご主人は会話ができないから野菜買うのも一苦労とか、そんなことが起こるそう。

 

あとお年寄りだけじゃなく、逆に10歳以下の子供もまた英語が話せなかったりします。

 

子供はまだ英語圏の映画などを見ることもないし、英語を学校で習い始めるのも10歳からなので、インターナショナルスクールにでも行ってない限りはオランダ語でしか会話できないんですね。

子供やおじいさんと意思の疎通ができない暮らし・・なんか寂しいですね。

 

オランダ語でコミュニケーションを取ってみよう!と思っても・・

 

「道端で聞こえてくる雑談も理解できないような生活は嫌だ。オランダ語を勉強しよう!」と思っても、そこにはまた別の困難があるんです。

がんばってオランダ語でコミュニケーション会話しようとしても、余程流暢なオランダ語じゃないと英語で返事を返されてしまうんですね。

英語で返事を返されたら、そりゃあこっちも英語で返す事になります。


なので、オランダにいるのに全然オランダ語の会話の練習ができない!という事になるそうなんです。

しかも、いろいろ不便はあるものの、英語だけでも最低限の生活はできてしまうので、ますますオランダ語をやるモチベーションが遠のいてしまうみたいですね。

 

 

グローバル化が進んでもまだまだ現地語は重要


どうでしたか?オランダのように英語が普通に通じる国でも、やっぱり現地語が出来ないと満足に生活はできないんですね。

非英語圏で一番英語が通じるオランダでさえこうですから、他の国は言うまでもありません。

 

また「英語は意外とすごくない」みたいな話になってしまいましたねw

でも上で述べたように、英語は海外旅行でめちゃくちゃ使える言語なので、海外に興味のある方はやって損はないと思いますよ。

 

以上、非英語圏で英語のみで生活するとどうなるか?と言う話でした。

 

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