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K-POP嫌いのボクが、K-POPの世界進出を応援したくなる理由

 

当ブログではこれまでに、韓国に関連するものを何度も紹介してきました。

 

韓国語は日本語と共通点が多いからオススメ!

韓国に日帰り旅行すると気軽に非日常が体験できる!など。

 

ハングル学習をオススメした事もありましたね。

www.nihongodedozo.com

 

なぜそんなに韓国のことを書くかと言うと、理由は簡単で、単純に韓国が好きだからです。

初めて行った外国は韓国だし、初めて自発的に勉強した外国語も韓国語。

 

韓国料理から韓国語の響き、韓国人のユーモアのセンスに至るまで、韓国に関するものは基本好きです。

韓国の風景

韓国は日本に似てるようで何かが違う

 

でもその中で唯一、どうしても好きになれないものがあります。

 

K-Popです。

 

一時期、日本のテレビがK-POPだらけになった事がありましたよね。(もう10年ぐらい前かな?)

当時まだテレビは“若い人も普通に見るもの”だったので僕もよく観ていました。でもある時期を境に、テレビの中が急にK-POPだらけになったんです。

 

番組に出てくる出演者も「最近若い子はみんな韓国のアイドルに夢中だよねー!」とか言い出したり、そりゃあもう異様な状況でした。

だって実際には当時、そんなブームは来てなかったんですから。

 

K-POPはものすごいお金をかけて、こういう“ゴリ押し”をよくやるんですよ。

 

 

 

ものを売るためには宣伝は不可欠ですが、K-POPのゴリ押しはあまりにも無理矢理というか、どうしても好きになれないんですね。

 

それともう一つ、個人的にK-POPを好きになれない理由は“完璧すぎる”ところ。

彼らは歌もダンスもハイレベルなんですが、個性が弱いというか・・みんな同じに見えます。

 

強烈な個性をもったK-POPスターっていないんじゃないですかね??僕が知らないだけでしょうか。

 

 

・・とまぁ、ここまで全K-POPファンを敵に回すような事を書いてきてなんですが、僕はここ最近のK-POPの世界進出をかなり好意的に感じています。なぜか?

 

世界(特に西洋)における黄色人種のイメージアップが期待できるからです。

 

※以下、分かりにくいので黄色人種のことを「アジア人」と表記します

アジア人は今だに“イケてない”イメージ

 

欧米など、非アジアの人々が思うアジア人のイメージって、今だに

目が細い、顔がノッペリしている、無表情、出っ歯など、“イケてない”イメージだと思うんですね。

 

20年ぐらい前なら「日本以外のアジアは発展途上国ばかりだから、まぁそのイメージも仕方ないかなぁ・・」

と言う人もいたかもしれません。

 

でも今は2018年です。「日本以外のアジア」に日本が追い抜かされてしまう。そんな時代になってるんです。

アジア人=先進的な地域から来た人というイメージが、世界中で少しずつ出来つつあるんですよ。

(実際このまえバングラデシュに行った時にはそんな目で見られました。)

 

でもそのイメージは、あくまで来ている服とか、持ってる物などの「生活レベル」に関するもので

アジア人の首より上、すなわち“顔”に関するイメージは今だに“イケてない”ままなんですよ。

“イケてるアジア人”のイメージが世界に宣伝できていない!

 

なぜそんな状況になっているのか?

 

それは単純に、アジア圏外の人々が日常的に“イケてるアジア人”を目にする事がほとんどないからです。

つまり“カッコいいアジア人像”の宣伝ができていないんですよ。

 

白人や黒人は、それぞれハリウッド映画などで“カッコいい白人像”や“カッコいい黒人像”が世界中に宣伝されてますよね。

でもアジア人がメインで活躍するハリウッド映画の作品はほとんどありません。

 

アメリカではアジア系はマイノリティなので、どうしてもハリウッド映画の主役は白人や黒人になってしまうんですね。

なのでこれからも引き続き、ハリウッドに“カッコいいアジア人像”の宣伝は望めないでしょう。

 

アジア人の宣伝は、アジア人自身がする必要があるんです。

 

今それが出来る可能性があるのはK-POPだけなんですよ。

K-POP世界進出の光と影

 

ここ数年のK-POPの世界進出はかなり勢いを増していて

2017年の末には、アメリカの有名なバラエティー番組にBTSが出演して話題になりました。

youtu.be

 

僕みたいに心がすさんだ人間はこの動画を観て

「客席で泣きながらキャーキャー言ってる人たちは、みんなヤラセなんじゃないか?また韓国政府が大金つぎ込んで、K-POPのゴリ押しをしてるんじゃないか?

 

とか勘ぐってしまうんですが、BTSは実際にアメリカにもファンがたくさんいるそうなので、これはたぶん本物のファン・・でしょう。

 

先日少し紹介したアメリカのYoutuber、Marrel TwinsもK-POP好きなことで知られていて、ちょうど先日K-POPに関する動画をあげていました。

youtu.be

 

ただしこの動画はK-POPを賞賛するものではなく、K-POPが好きという事が原因で起きてしまった色々な誤解を、1時間にわたって釈明しています。

 

K-POPの世界進出が凄まじい勢いなのは間違いないんですが、やはりそれを冷ややかな目で見る人たちもたくさんいるんですね。

英語圏では「Koreaboo」という新しい言葉も生まれています。

 

What does the word 'koreaboo' mean? - Quora

 

koreabooは「韓国人じゃない(多くの場合西洋人)のに、韓国のエンタメが好きでたまらない人」を指す言葉で、ややバカにしたニュアンスで使われます。

Marrel Twinsの二人もよくKoreabooと言われるんだとか。

 

数ヶ月前に「自分たちがK-POP好きというのをネタにしたコメディ動画」を出したあとから、Koreabooと呼ばれる事が多くなった、もうK-POPが嫌いになりそう。

みんなもっと多様な文化を受け入れようよ!

 

そんな話を途中泣きながら1時間話します。

 

アメリカにはアジア系の人に対する差別が今だに根強く残っていて、やや見た目がアジアっぽく見える左の子(Venessa)は昔イジメられた事があるそう。

この動画ではその話も語られています。

“イケてない” イメージが払拭されればアジア人差別も減る?

 

僕の経験上、人種差別的な言動をする人って“バカ”が多いです。

まともな人は、たとえ人種差別的な考えを持っていたとしても、それを直接本人に向かって言ったりしないんですよ。

 

人種差別って、歴史的に白人があらゆる分野で世界をリードしてきたことから始まってると思うんですが、

差別してる人たちのほとんどは、そんな歴史はどうでもいいんです。単に他の人種が“クールじゃない”からバカにしてるだけなんですよ。

 

そんな“バカ”な差別主義者の頭の中に、少しでも“イケてるアジア人”のイメージが刷り込まれたら、アジア人を見る目がかなり変わると思うんですね。

 

日本でもヨン様が話題になる前と後で、だいぶ韓国人に対するイメージって変わりましたよね。

韓国人をバカにする人もその辺りからかなり減りました。

 

バカにはエンタメが効く。

K-POPの世界進出は、欧米を中心に存在する大量の“差別的な言動をするバカ”を黙らせてくれる。

 

そう思うので、僕はK-POP自体は好きにはなれませんが、K-POPの世界進出はぜひ成功してほしいと思います。

まとめ

 

ということで、最後にK-POP嫌いのボクが、K-POPの世界進出を応援したくなる理由を短くまとめると、

 

  • アジア人(黄色人種)は今だに地味な、イケてないイメージがある
  • K-POPが世界に進出すればするほど「イケてるアジア人のイメージ」が世界中に宣伝される
  • 人種差別をする人はイメージだけで物ごとを判断する“バカ”が多いので、アジア人に対する人種差別が改善されるんじゃないか?

 

そんな話でした。 

 

もちろんK-POPが世界で成功すればするほど、海外に行った時に「韓国人ですか?」と言われる事が増えるかもしれません。

ちょっとそれは日本人としては複雑な気持ちですが、それでも「ヘイ、チャイニーズ!」ってバカにした感じで言われるよりはマシですよね。

 

欧米人から見たアジア人のイメージはこの記事にも↓

www.nihongodedozo.com

韓国人の英語事情を書いた記事もあります↓

www.nihongodedozo.com