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台湾人が今の発展した中国に行くと何を感じるのか?

中国の街並み

 

 

こんにちは、どすこいです。

 

前回に続き、今回も中国の話です。でも主人公は台湾。

 

中国と台湾。同じ民族で、お互いの国の標準語もほぼ通じ合うのに、全然違うふたつの国。元々は一緒に共存していたのに色々あって、同じ民族による「社会主義版」の国と「資本主義版」の国が出来てしまった。いわばパラレルワールドのような状態です。

 

社会主義

社会主義の国によくある指導者の像

 

日本にはそういった「社会主義版の日本」のような存在の国はないので、個人的には興味津々です。同じ日本人が作った、日本語を話す全く別の国があるってどんな感じなんだろうって思いませんか?

 

こういう状態の国々って、日本の近くにもうひとつありますよね?そうです、韓国と北朝鮮です。朝鮮民族も色々あって「資本主義版」と「社会主義版」の国が隣同士で出来てしまいました。

 

しかし朝鮮半島は今も「戦時中」です。通常は韓国人が北朝鮮に行ったり、その逆は出来ません。つまり彼らは自分の国のパラレルワールドの様な世界が存在しているのに、そこに行くことが出来ないんですね。

 

 

 

ところが台湾人は、パラレルワールドである中国に行くことが出来るんです!しかも行くだけじゃなくて、ビザの様なものを取れば住む事や働くことも出来るんですよ。

 

猛烈な経済成長を遂げた上海

猛烈な経済成長を遂げた上海

 

10年ぐらい前までは、自分から好んで中国に働きに行く台湾人はそこまで多くはなかったんです。しかし中国の猛烈な経済成長で、現在では台湾人が高い給料を求めて中国大陸に出稼ぎに行くような状況がかなり出てきています。一気に逆転してしまいました。

 

台湾人が中国に住むってどんな感じなんでしょうか?台湾のサイトにこんな記事が出ていました。

 

oops.udn.com

 

「中国はどれぐらい進歩したのか?インフラは進化したが人間は・・」という記事。

 

中国に行った事がないという台湾人は多いが、実際のところ中国はどのぐらい先進国らしくなったんでしょうか?現地在住の台湾人を中心に議論が巻き起こりました。

 

その議論の模様を紹介します。

 

全てが中国式になっている、究極のガラパゴス

 

ここ数年中国の都市部では、スマホを使った様々なサービスが大幅な進化を遂げていて、すごい事になっています。

スマホをかざすだけで決済が出来るアプリは街中だとどこでも使えるし、タクシーを簡単に呼べるUberの様なアプリも現地の人はみんな使っているそう。

 

中国のタクシー

中国のタクシー

 

これだけ聞くと「すごい!中国かなり進んでる!」となるんですが、これらのサービスを使うには全て、中国の電話番号と中国の身分証IDが必要で、短期滞在の外国人は全く使えないんですよ。

 

これらのアプリが使えないとかなり不便なんですね。特にタクシーはスマホのアプリで呼ぶのが普通になっていて、そのへんを走ってるタクシーに手を上げてもほとんど止まってくれないんだとか。

 

支払いに関しても、クレジットカードはほとんどの店で中国の会社のものしか使えず、VisaやMaster card、JCBは星がいくつか付いているような有名店でもダメな事が多いそうです。その結果、外国人は現金で払うのを余儀なくされてしまうんですね・・

 

少し前に日本の事を、独自の進化を遂げた生き物が多いガラパゴス諸島になぞらえて「ガラパゴスな日本」と表現する事が流行りましたが、今の中国はその日本を遥かに超えた「究極のガラパゴス状態」と言えそうです。

 

ちなみに配車アプリUberは日本でも一応ハイヤーだけ使える様です。

 

  

街は先進国らしくなったが、人がまだ発展途上

 

中国全体に張り巡らされた高速鉄道網や、驚くほど巨大な空港、ニューヨークのような超高層ビル群など、街自体は台湾とは比べものにならないほど発展しています。特にここ10年の地下鉄路線網の充実は世界最強レベルでしょう。

 

中国の高速鉄道の駅

中国の巨大な高速鉄道の駅。ホームいくつあるんだ・・

 

でも、人がその進化に追いついていないようです。とにかく自分の事しか考えていない人が多く、「みんなで助け合う」という概念がない。

例えば身体が不自由な人がいても、「それはあなたの問題で私は関係ない」という感じ。一般人だけではなく行政もそんな考え方なので、地下鉄の駅にはエレベーターやエスカレーターが極端に少ないです。

これは上で述べた、外国人の事を何も考えてないという話にも繋がりそうですね。急激に発展したので、まだ社会にそこまで考える余裕がないのか。それとも国民性なのか・・。

 

もちろんいい部分もある

 

もちろんいい部分もあります。上でも少し触れましたが、現在の中国は台湾に比べて格段に給料が良いそうです。なので有能な人材がどんどん中国に流出してしまって、それが今台湾で大きな問題になってしまってるとか。

あと中国はこれだけ問題をたくさん抱えているのになぜか治安はいいんです。こればかりは社会主義のメリットかもしれません。北朝鮮の平壌も治安はいいらしいですからね。日本人からすると中国は反日デモのイメージがありますが、普段は平和そのものです。

 

どうでしたか?記事の9割方は中国の悪口になってしまった気がしますが、中国は行ってみたら面白い所なので是非一度行ってみてください。中国人は気さくで人懐っこい人が多いのですぐに仲良くなれますよ。